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風雅かりんとうの里「円山菓寮」は、和菓子のルーツとされる菓祖神「田島間守」を祀る中嶋神社が鎮座する兵庫県は但馬の国にあります。垂仁天皇は西暦六十一年の頃に、田島間守を常世の国(中国南部からインド方面)につかわせて、非時香果(ときじくのかぐのこのみ…不老長寿の実)を求めに行くように言われました。田島間守は困難を克服して、九年の年月をかけて非時香果を持って帰りました。この実が橘といわれ和菓子のルーツとされているのであります。四十五代聖武天皇は「橘は果子の長上、人の好むところ」と言われ、みかんの原種とされる橘を菓子の起源とするようになったのであります。
菓祖・中嶋神社は千三百年前に創立、現在の朱塗りの本殿は六百年前の室町時代に建立されたもので明治四十四年に国宝に指定されました。
毎年四月の第三日曜日を橘菓祭(菓子祭)とし、全国各地の菓子関係者の参拝者でにぎわい、招福、家業発展を祈願して、盛大に祭典が行なわれます。円山菓寮の風雅かりんとうも、奈良時代、大陸より遣唐使がもたらした唐菓子を起源としています。米の粉をこねてゆで、油で揚げたもので神饌菓子として、今も奈良の春日大社や、京都の八坂・上加茂・下鴨などの各社に伝わりお供えされている「清浄歓喜団」をルーツとしています。これまでにロマンと感動に満ちた背景を持つ円山菓寮の「風雅かりんとう」の美味求真の世界を友と語り、人生を思索しながら心ゆくまでお楽しみください。また、あなたさまのご縁のあるお方様を大切にする真心の使者としてお選びください。あなたさまの美しい思いやりは、きっと先様の心に感動をお届けすることでしょう。
風雅かりんとうの里「円山菓寮」では、但馬の国は香美町に鎮座する大乗寺山門前にあって、大乗寺が所蔵する日本の近世画壇の第一人者円山応挙の障壁画が象徴する花鳥風月の美学と贈与の精神を商いを通してお伝えすることが勤めと心得、日々精進しているところでございます。
どうぞ、風雅かりんとうの里「円山菓寮」について末長いご愛願、お導きを賜りますよう伏してお願い申し上げます。 |
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但馬の国は香美町に鎮座する亀居山大乗寺は、天平年間に行基菩薩により開山された由緒ある高野山真言宗の名刹であります。一時衰退した寺勢を、江戸時代中期の住職密蔵上人が再興を志し、弟子の密英によって今の客殿が完成しました。この大客殿の竣工に際して、円山応挙が呉春、芦雪、主札らの弟子を伴って寺に滞在し襖や屏風、壁など百六十五面もの絵を描き贈りましたが、これは、かつて密蔵、密英が京都に滞在していた時、修行中の円山応挙を援助したことへのお礼とも言いつたえられています。今も客殿内部には、応挙の芭蕉図、山水画、呉春の四季耕作図、守札の梅花狗子図などが現存しており、一括して国の重要文化財に指定されています。大乗寺が、円山派一門の一大美術館と称されるのは、このためであります。 |
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